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メガンテのメタル三昧

私メガンテがメタルについて語ります。新譜紹介やライブレポートの他、blackmetalとdjentを中心にオススメ盤の紹介なども行います

【書籍紹介】NEW YORK ジャズギター スタイルブック

ギター教則本 ジャズ・フュージョン へヴィメタル

皆さん、こんにちわ。

今回は書籍紹介シリーズでお送りしたいと思います。

前回は小林信一氏の新書籍『地獄のリズムトレーニングフレーズ』を
紹介しましたが、今回はメタル色のある教則本ではなく、最近の現代
ジャズ・フュージョンのスタイルに焦点を当てた書籍を紹介したいと思います。
(それでもやはり書籍、といえば教則本を紹介するあたりなんとも、、ですね(笑))

「メタル三昧」と銘打った当ブログの趣旨に合うかどうか、、という問題は差し置いて
、、まぁ、今回紹介する本もある意味「メタル」な一冊なので、メタルヘッズ達にも
需要があることを信じて紹介しますwww

言ってみれば、例えば『速弾き』という演奏スタイルそのものがメタルのボキャブラ
である、と拡大解釈するならば、ギターの音を歪ませて奇妙な音使いで弾きまくる
最近のジャズ・フュージョンも十分『メタル』であると言えるのではないでしょうか?

そもそも、ギターの『速弾き』という表現法自体、ジョージ・ベンソンの時代、いやチャーリー・クリスチャンの時代からジャズの世界では普通に用いられている手法です。

本書は、決して『速弾き』に焦点を当てられた本ではありませんが、
平板なジャズ奏法の教則本でもありません。

「脱ビバップ」のコンセプトの元に執筆された本書で取り上げられている
フレーズは、カート・ローゼンウィンケルやアダム・ロジャース、そして
ジョナサン・クライスバーグといった現代のコンテンポラリージャズの
名手達のプレイスタイルを模倣した奇怪なリズムと音使いのフレーズだらけです。

現代ジャズを体現する名手達の意味不明の音使いをものにしてみたい!
という方にはまさにうってつけの教則本になるのではないでしょうか?

この本で紹介されているフレーズ例はどれも基本的な理論の元に打ち立てられた
ものばかりなので、基本的な音楽理論やジャズの奏法を理解していなければ
難易度の高いものになりますが、コードトーンやアヴェイラブルノート的な解釈
でのアドリブが可能な方で、少し変わったアプローチを模索している方に
とっては変態奏法の入門書として最適な本だと思います。

加えて、私に思うに、それらのジャズのアプローチを知らないメタルヘッズ
達にも、普段使わないであろうフレーズがたくさんでてくるので、
それらをそのまま覚えてメタルのプレイに活かすことも十分可能なのでは
ないでしょうか?

この本で紹介されているフレーズを速弾きのラインを構築するボキャブラリーに
加えるのも、私は全然ありだと思います。