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メガンテのメタル三昧

私メガンテがメタルについて語ります。新譜紹介やライブレポートの他、blackmetalとdjentを中心にオススメ盤の紹介なども行います

【潜入レポート】小林信一 地獄のテクニカルセミナー 9/25 前編

皆様こんにちわ。

先日、『地獄のメカニカルトレーニングフレーズ』シリーズの著者である
小林信一先生のギターセミナーが大阪某所にて行われたので、行ってきました!

今回は、それのレポートをお届けしたいと思います。
元生徒として、これは見逃せません。
(何気に私、小林信一先生の元生徒だったのです。授業がある日は1日中くっついて
ギターを教えてもらっていたほど地獄信者であったりもします)

まず、セミナーが行われた会場が大阪の難波と心斎橋の間くらいにある、結構
マニアックかつ小さめのライブハウスだったこともあり、参加者は20人を切って
おりました。普段は、ハードコアなどのラウドな音楽に需要のあるハコらしく、
まさに地獄のテクニカルセミナーにはうってつけの場所と言っても過言では
ないでしょう。

参加者が少人数であることも手伝ってか、かなりの近距離で小林信一氏のプレイを
見ることができ、ピッキングや運指を間近で確認することができたのはよかったですね

今回は、イケベ楽器の大阪支店である「イケベプレミアムギターズ」の主催、という
事で、プレミアムギターズさんにて販売しているシェクター製のギターを小林信一氏が
テクニカルに試奏しまくる、という趣旨ものでした。

16:30分を少し過ぎたあたりから、お店の方から開始の挨拶があり、小林氏登場。

挨拶もそこそこに、セミナーではおなじみとなっている
「天国のギタートレーニングフレーズ」の収録曲『君をのせて』を華麗に演奏。

毎回、本に載ってるものとは違うアレンジでの演奏を見せてくれるこの曲ですが、
この日はさらに進化しておりました!

アウトロのパワーコードでのキメの部分をレガートで弾きまくる、という圧巻の地獄プレイwwwww

この演奏に使用したのは、小林氏の愛機の一つであるSCHECTERエクシードシリーズの6弦モデルY6『ユリア』。ジャスカー製のフレットとエボニー指板が自慢の一品
なのだとか。

演奏を終えた後は、小林氏によるギター解説。
ボディ材は2ピースの張り合わせ(何と何の張り合わせか、は聞き逃しました、、)で、ピックアップはリアにはDuncanのカスタム5,フロントには同じくDuncanの
シングルコイル仕様のピックアップであるhotrailを搭載しているそうです。

特に小林氏が熱弁されていたのは、ピックアップも含めたこのギターの仕様は、
とにかくレンジの広いサウンドを出すことができるので、どのアンプ、どのエフェクターにも対応ができ、そのアンプやエフェクターの能力を最大に出すことができる、という長所でした。

ギターの説明が終わると、2曲目のデモ演奏が始まりました。

2曲目のデモ演奏は、2015年にリリースされた小林氏のソロアルバム
『ミニ地獄』から、「光陰矢の如し」という曲でした。

 

演奏を終えると、ギターをチェンジ。
後ろにスタンバイさせてあった7弦ギター T7通称『トキ』の登場です!

こちらのギターは、基本スペックは『ユリア』と同じですが、
フレットがジャスカー製のステンレスフレットを採用しているのだとか。

スチール製のフレットに比べて、若干トレブリーな音域が強調されるが、
錆びない、減らない、曇らないという三拍子揃ったのがステンレスフレットの
特徴です。小林氏のように、エモーショナルなベンドを多用するギタリストなら、
ステンレスフレットは鬼に金棒、というわけですね。

しかも、、なんとこの『トキ』と銘打たれた7弦ギター、お値段が100万円
と超高級ギターらしいのです!

そう思うと、7弦ギターという凶悪な低音を出す目的の楽器なのに、気品のある
サウンドに聴こえてくるような気がします(笑)

『トキ』の解説に続いて、3曲目のデモ演奏です。

2010年に発売されたソロアルバム『ネクタイ地獄』から1曲目と2曲目
「トキハナテ」と「ネクタイジゴク」を続けて演奏されました。

 

ご自身のギターでのデモ演奏が終わると、いよいよ店頭に販売されてる
ギターの試奏タイムです。

およそ10本以上はあるのではないか、というシェクター製のギターの中から、
一体どれを試奏されるのでしょうか?

この中から厳選して一本だけ!!という感じなのかな?と思いきや、
プレミアムギターズさんの店員さんのリクエストもあって、小林氏は
超高級ギターと廉価版のギターの2本を試奏されていました。

並べられているギターの中には、地獄カルテットのライブでも頻繁に使用
される機会も多い『ラオウ』の姿もありましたが、今回は演奏の機会は
ありませんでした、、

 

 さあ、一本目に小林氏が試奏するギターは???

プロゲージと呼ばれるシリーズで、先ほどデモ演奏で使用していた
『トキ』の廉価版のギターです!

廉価版、、と言っても、価格は16万円。

充分、普通に「使える」スペックを期待できる価格ですね。
ちなみに、こちらも指板はエボニー指板を採用しているそうなので、
エボニー独特の硬質なサウンドが好きな重低音フリーク向けの一本
なのだとか。(小林信一氏本人談)

また、スケール(弦長)もロングスケールを採用しているので、
低音減でも充分なテンション感を得られるのだそうです!

もしも、私がシェクターのギターを買うとしたら、
間違いなくコレですね!

本家『トキ』のボディには手書きのドラゴンが施されていますが、
こちらは印刷。大きな違いと言えば、そこくらいでしょうか?

ボディの材質も本家の方が恐らく高級なので、サウンド面にも
もちろん影響はするでしょうが、地獄サウンドを体感しようと
思うにはこれで十分すぎるほどのスペックではないでしょうか?

やはり、手書きで装飾を施す、となると高いんですね、、

 

そして、小林氏が次に手にしたのは、
シェクター社の大阪支社の5周年を記念して作成されたという
エクシードシリーズの5Aと呼ばれる高級ギター。

これはもう、見た目からして高級感満載ですね、、

こちらのギターも、指板はエボニー指板なのですが、
エクシードシリーズでのエボニー指板は大変珍しいのだそうです。

ここで小林氏、ギターの指板についてのお話を少し聞かせてくれました。

まず、ギターの指板には柔らかいものから硬いものまでで合計3種類あり、
このギターに採用されている指板の木材はエボニーと言って、一番硬い
材質になるのだそうです。

ギターの指板は、硬い材質になるほど、音を跳ね返す力が働き、音が持続する、
つまり、サステインが増すということなのだとか。

もちろん、サウンドも硬質でヘヴィな音になるので、小林氏はエボニー材の
指板を採用したギターが好きなのだそうです。

さらに、小林氏はこの記念モデルのギターのスペックについて語ってくれました。

このギターには、タップスイッチが付いてあり、押すことによってシングルコイル風の
サウンドが得られるのですが、それの仕組みを教えてくれたのです。

通常、トーンノブを回すと、ハイがカットされてローが協調される仕組み
なのだそうですが、タップスイッチを押すことで、カットする音域のカーブが
変わり、逆にローがカットされてハイが出るようになるのだそうです。

これがタップスイッチを押すとシングルコイル風のサウンドを得られる仕組み
である、とのことです。

 

いよいよ、セミナーも大詰めを迎え、残り2曲のデモ演奏を残すのみと
なりましたが、小林氏は最後に質問タイムを設けてくれました。

小林氏は、私が実際に以前に師事していた先生という事もあり、
ここぞとばかりに私も質問させて頂きました。

 質問の内容と、小林信一先生のお答え、そして
セミナーの最後を締めくくるデモ演奏の模様は後編で詳しくお伝え
させて頂きたいと思います。

それでは一旦、失礼いたします。
後編のレポートもお楽しみに!